先日の本年度紀北合唱祭(07.5.27 貴志川)で、平均年齢80.1歳という女 のコーラスグループが「You Are My Sunshine」や「夜明けの歌」などを、元気 よくかつ立派に歌いあげ、観客を励まし楽しませてくれた。 曲が紹介されたとき、前列にいた高校生や比較的若い多数の観客が、ホーッ と驚きの声を上げたほどである。 この紀九美コーラス(現代表 大高和子様)は、昭和57(1982)年に和歌山県 九度山町で発足して以来、昨年で25周年を迎えた。それを記念して「紀九美の あゆみ」という記念誌も刊行されている。 現会員は、92歳の方を含め20名ほど。月2回欠かさず公民館で練習し、文 化祭、各合唱祭で発表を続けている。現在の指導者は、奥野美知代様 ピアノ 伴奏は、土生保子様である。 ☆ ☆ ☆ 日本女性の平均寿命が86歳ほどに伸びていることから、これら女性コーラス グループの活躍は当然のことである。他の地方にも多くの年配女性達の活動団 体があるだろう。 趣味を楽しめる時間の余裕のある年配者達が、寄り集まっていろいろな活動 をすることの効用は、本人達の楽しさは勿論言うまでもなく、社会全体の諸方 面で計り知れない。 若い人達も自分の祖父母に当たる人たちが、仲間と一緒に元気で楽しく過ご せるところがあると思えば、自分が生きていく励みにもなるというものである。 ☆ ☆ ☆ コーラスでの歌の発声力は、年齢とともに衰えていくことは仕方にないこと である。しかし、それは、年配者の合唱活動では二の次の問題であろう。 「歌うことを楽しむ」、そしてそのことにより「仲間と交流し、適当な運動を 通じて元気に快活に過ごせる」さらには、「年下の者に年配者のしっかりした 生き様の手本を示す」、ということがその最たる効用である。 25年以上もの間、途切れることなく活動を続けてこられた紀九美コーラス の皆さん方に、盛大な拍手を送るとともに、将来に向かってさらに元気な歩み を続けられようエールを送りたいものである。(07.5.30) ページTOP
最近、話題をさらっている社会保険庁の年金記録のズサンな管理には、全く開いた口 がふさがらないという感じ。うんざりさせられる。 一体、どうしてこうまでルーズな仕事しかできない役人を雇っているのか。そして また、ミスが判明してもすぐに公開して、改善しようとしないルーズさときたら。 「大過なく」というのが、役人の決まり文句だが、大過があっても知らんふりして、 給料だけはちゃんと貰って退職してゆく。特に、その管理責任を果たさない日本人の 無能で、ずるい一面には、怒りを通り越し悲しい。 我々の世代は、政治指導者が勝ち目のない戦争を仕掛けてズルズル続け、被害を拡 大させた愚かさでひどい目にあったが、その日本人のわるい癖は、少しも変わってい ない。 この矯正は、いかにすればよいのか。「過って改めざる、これ過ちといふ。」教育、 教養の原点に帰るべく、古代からの知恵を学ぶために、論語などの古典を読み返したい。 (07.7,10)
人間を含め生物の世界には、いろんな勢力の衝突があり、その攻めぎあいの中から勝っ て勢力を拡張するもの、また衰退していくものが出てくる。 先日の当地での盆踊り大会に参加して、いろいろ考えさせれることがあった。 当地の盆踊りは、橋本市やかつらぎ町の愛好家連中を中心として、なかなか盛んである。 その種目は、当地方のものを含めて、周辺のよさそうな踊りをレコードに合わせて踊るも のである。種類の数は、ざあっと10種類ほどになるだろう。 以前のように、1、2の地踊りを櫓の上での音頭取りの唄に合わせて、地元の者達が踊 るという形態から変わってきている。 ところが、先日(7月7日)の橋本市での盆踊りは、地踊りを含め少数をレコードで踊 った後は、すべて大阪の河内方面から来た人達の昔の形の「河内音頭」「江州音頭」だけ の音頭取りによるものになってしまった。 河内方面では、あの形が昔から行われていて、音頭取りもなかなか優れた上手が大勢い るようである。それに、同じ唄に合わせて数種の違う踊りを踊るという風になっている。 このことは、すでに昨年、当地の九度山町で行われた河内の人達による盆踊り大会に参 加して、経験済みであるが。 ということで、当地の盆踊りの従来からのやり方とは、大分違うので、河内の踊りは、 2つしか知らない者は、ただ河内の人達の踊りを呆然と眺めているだけとなった。急には、 とても覚えられないし、同じ踊りばかりでは飽きてきて、とうとう途中で引き上げてしま った。 そのあと、従来型のレコードによる踊りになったかと聞いたが、そうでもなかったらし い。とすると、「やっちょん踊り」「川崎おどり」「黒潮太鼓」「紀州ぶんだら踊り」など も踊らなかったということである。 これは、冒頭にも述べたように盆踊り文化の衝突である。河内の風が紀見峠を越えて来 るのは時代のなせる業、仕方のないことかもしれない。しかし、あまりに急すぎるのだ。 主催者は、参加者の大多数を楽しませるという責任がある。やはり、打ち合わせをしっ かりやって、双方の歩み寄りで、皆が楽しめる盆踊り大会にすべきであろう。音頭取りに 依頼をするにさいしては、こちらの踊り方もよく調べて、中庸を得た企画をたててほしい ものである。 我々紀州人は、そう急には河内人にはなれないのである。(07.7.11) ページTOP
日本の政治で、一つの政党がかくも長期に渡って、政権を握り続けていること自体、常識 的に考えて、実に不思議なことであるし、国民全体が、目の先の甘い蜜に誘われて、大変な 損失をしてきたのではないかと思われる。 民主政治の先進国である、英米の政治の歴史や状況を見ていると、そこには与党、野党の 適当な緊張関係があり、実に望ましい政権交替が行われている。やはり、それを支えている 国民が成熟した、合理的な政治感覚を持っているからであろう。 どんなに優れた人々の集団でも、長い間には感覚に緩みや弛みが生じる。特に利害が鋭く 関係することが多い政治の世界では、腐敗が生じやすいのは、当然であろう。 適当に政権を交替する、これ以外にそれを防ぐ方法は、見つけるのが難しい。 * * * 日本では、戦後、政権を担えるしっかりした野党の政党が育ちにくかったことは、我々国民 全体に責任がある。そんな野党が皆無であったとは、言わないが、交替したとたんにまた元通 りに戻り、一党独裁となってしまった。 有史以来、日本では、政権は武力で奪うものであり、「天皇」のお墨付きが必要なものであ った。野党的なものは、不必要であって、存在自体が悪であり、否定すべきものであった。 江戸幕府の長期政権では、強烈な強権政治で民衆を徹底的に押さえつけ、政治に対する感覚 を麻痺させてしまっていた。 明治以降、西欧の民主的な政治方法を模倣したけれども、どうもその前の弾圧政治に毒され たのか、政治とはは「お上」のしてくれるものとか、長いものに巻かれろ式の政治感覚が、未 だに国民全体にこびりついているようだ。 戦後60年以上、民主憲法を得て、民主政治の形を維持してきた。もうそろそろ、英米など の成熟した大人の政治感覚を学び実行しようではないか、、、、、、、 * * * 日本人は、太平洋戦争(1941-45)では、英米などの西欧の文化、文明に完全に敗北したのであ るから、その反省を十分に徹底させるべく、政治面でも彼らの優れた点をもっと学びとらねば ならない。 英米人は、そんな合理的な、バランスのとれた政治感覚を、長い血みどろな歴史を通じて獲得 してきた。われわれ日本人も、戦争で内外で膨大な尊い血を流させる犠牲を払った歴史を辿って きたのである。もう目を覚まして、大人になっても良い頃だ、、、、、(07.8.8) ページTOP
堂本育司さま、 拝啓 ようやく秋らしい日が続くようになってきましたね。 今夏は、記録的に暑かったので、ほっとしているところです。 お元気で、執筆活動を精力的に続けておられるようで、何より です。 先だってから、「八月の群れ」同人誌を届けていただき、 ありがとうございました。私も諸事、多忙なところもあり、気 は急いておりましたが、作品が長編のために、ようやく読了さ せていただきました。 「雪の夜の誤断」、興味をもって読ませていただきました。 2・26事件は、概要は知っていましたが、貴方の小説のよ うに詳しくは、知りませんでした。安藤大尉を中心にしての、 息詰まるような進行は、わくわくさせるものがあります。貴君 の的確な描写力には、感心しております。 歴史小説を中心に書かれておりますか。なかなか立派なもの ですね。取材のための調査研究が大変な作業でしょうが、才能 と根気の必要な執筆活動の連続でしょう。 私は、明治以来の歴史には、多少関心をもっております。 特に、私らは、丁度、太平洋戦争の開始と同時に学校に入り ましたので、とに角戦争により、ひどい目にあった世代なので す。あのひどい戦争が、どうして始められたのかは、常に頭か ら離れません。 5・15事件などの軍人のクーデター事件が、そもそも伏線 になって、十五年戦争へと突入していったのでしょうが、戦争 に至る軍人達の心理的な動機の点からも、貴君の2・26事件 に関する作品の中の青年将校たちのことに関心が向きます。 安藤大尉と長瀬一等兵との偶然の出会いを含め、その悲劇 的な結末にいたるまでの関係諸氏の運命的とも言える人生ドラ マに感動いたしました。 人間は、その時代の枠の中で精一杯努力して生きるわけです が、時には、その歩みの岐での誤断により悲劇的な経路に進む ことがありますね。 特に、責任者の立場にあるものの誤断は、大きな被害を与え ます。明智光秀や2・26事件の青年将校達、太平洋戦争を始 めた軍事政権の政府高官達など典型的です では、今後もよい作品を発表されるように期待しております。草々 (堂本育司氏は、橋本市在住で、歴史小説などを中心に作品を 発表されている作家です。)(07.10.19>) ページTOP
最近、日本で続出している人心の腐敗した事件を見聞きしていると、つくづく と不愉快になる。 太平洋戦争で大敗した戦後(1945年)の、何もかも不足して辛い生活ながら、何 かしら光が差し込むような明るさのあった時期や高度成長期の勢いのある世相の 時代を経験した者にとって、どうも今の、時代の末期を思わせるような暗い世相 には、本当に嫌気がさす。 政官業の癒着の腐敗をはじめ、企業の経営者の退廃、すぐ切れる若者達の心 のイラつき、全て日本人の心の中に溜まった膿が噴出してきたような感じである。 江戸時代250年は、鎖国で割りと刺激が少なかったので、末期の退廃の時 代が相当に長く続いたが、明治以降は、開国後、地球規模の刺激のもとにあった ので、時代の動きが前時代よりも遥かに速いようである。 明治維新より大体150年で、そろそろ世直しの時代のようである。戦争の敗 戦で、かなり世直しできたのであるが、また、その後60年で同じような状態に なっている。 しかし、世相が膿んでいて、まだ次の時代の光が見えてこないことのイラつき が、日本人全体の心に蔓延こりはじめているようだ 、政官業の癒着腐敗で、政治面で毎日のように不正、偽装が暴露される。特に社 会保険庁、農水省、厚生労働省、防衛省など目を覆いたくなるような事件が続出 している。 年金払込み金の窃盗、大臣の自殺、国民の生命より企業に目が向いてる役人達、 外部に出た自衛隊の報告のゴマカシ(給油量の隠蔽は、幕僚幹部や内局でなされ た)、どれをとっても、あきれるような腐敗ぶりである。 この原因は何だろうか、、、、、、やはり、政治面では、戦後ながく続く自民 党政権による一党支配の弊害(公明党も与党だが大した働きがない)というべき か。「権力は腐敗する」とは、お決まりの格言である。 ここらで、この末世的な世相に、少しでも明るい光を当てようとするなら、ま ず政治面での政党間の政権交代しかない。そこから、一気にとは行かないが、淀 んできている人心に刺激を与え、世相を明るくしてゆくのだ。 今、とりあえず、日本国民ができる手っ取り早い世直しの方法は、それしかな いであろう。(2007.10.26) ページTOP
先日、演習帰りのイージス艦が日本近海で漁船と衝突、沈没させたが、この事故 ほど、操船の基本を怠った幼稚な事故はなかろう。 漁船などの通行の多い危険な海域にはいっているのだから艦長が指揮をとるべき であろうが、せめて当番士官が的確な操船をすべきであった。それができなかった ことの責任は、重大である。 優秀な装備を誇っている自衛艦である。漁船一隻くらいの確認ができないはずが ない。 それに、あの危険な水域で自動操縦のままであったと聞く。相手が避けるのが当然 と言わんばかりの暴走族的な操船は、断じて赦せない。 防衛大学や幹部学校では、どういう操船の教育をしているのか。膨大な国費を使 った最先端装備を誇る自衛艦を扱わせるには、あまりにもお粗末な乗り組み員達と いわねばならない。 海上自衛隊では、以前、潜水艦での事故があり、その反省を生かしているはずで ある。また昨年かインド洋での給油活動での虚偽の報告があった。どこかおかしい。 防衛省は、とかく問題の多いところである。責任者は、当然その反省とともにそ れ相当の処罰を受けるべきである。 何よりの救いは、戦前のように軍事機密のもとに、全て闇に葬られない時代であ ることだ。あの時代の再現だけは、絶対に避けたい。 文民統制のもとに自衛隊も一般国民と同様の事故責任を負う組織としたい。それ がなされないと、また、国を破壊し、惨めな敗戦の憂き目をみることになる。(2008.2.21)
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暫定税率を上乗せした高いガソリンを使わされる者として、その使われ方に相当な 関心を持っている。これは、車に乗っている人、全てであろう。 ところが、その暫定税率の期間の長いこと、そして更に10年延長するというよ うな暴挙を考えている政党がある。 その利権にありついて、甘い蜜を吸ってきた人達がそれを頼りするのは、当然の ことである。(それにより多額の投資をしたり、地方財政で恵みに頼ってきたもの としては、これは当然のことである)、、、 、、、それに、だぶついたガソリン税による道路特定財源の使いように困った役人 達の豪遊ぶりといったら、、、、、開いた口がふさがらない、、、、、、、 これは、あくまでも政治が作ってきた悪循環である。どこかで、断ち切らねば、 被害が増大するばかりだ。その場だけよければという政治ばかりやている議員たち が、いまだに同じ弊害を垂れ流しているのは、恐ろしいかぎりだ。 遅きに失したが、せめて今が、もっと時代に合った使われ方への仕切りなおしを する時期である。先へ送れば送るほど、それを頼りにするものが増え、処置なしと なる。太平洋戦争の敗戦を長引かせた軍部政権と同じだ、、、、、、、、国民の 犠牲の増大は、もうここらで十二分で、もう結構である。 あまり長々言わない。とにかく、一旦、元に戻し、使い方を再検討しなければ、 余りにも国民の金が無駄になっている。いつまでもこれでは、日本国民は、どこま でお人良しでバカかということになる。 ページTOP
、 やはり新時代を切り開くのは、若い人である。 結論から言うと、橋下知事の財政再建計画は、本物である。 大阪府民は、実に良い政治家を知事として迎えた。最初は、若さゆえか、またテレビ タレントの雰囲気のせいか、一般に少し軽く見られて、どの程度にやれるかと不安視さ れていた。失礼だが、前の漫才師知事の二の舞いになるかも知れないと思っていた。 それが、今では、瀕死の大阪府財政を救うのは、彼しかないのじゃないかと、、、、、 今や、大阪府の救世主のごとく、思い切った改革に乗り出した。いつか、だれかが、必 ず手をつけなければならない大手術を、着実に、やりはじめた。 年配者で、あれやこれやと配慮する弱気の人であれば、決してできない、財政再建、、、、、 大出血を伴う、一種の敗戦の処理のような苦しいこと、、、、、いわば革命である。これは、 やはり血気盛んな若い者こそができることである。 当然、他の都道府県は、どうなんだ、国の財政は、どうなんだという疑問が浮かんでくる。 問題は、ないのか、、、、、、、赤字、借金財政で、先へ先へと問題を送っているというこ とは、ないのか、、、、、、、目先の権益に捉われ、全体の改革、再建を忘れていることは ないのか、、、、、、ずるずると敗戦を引き延ばした、戦時中の軍部や無能な政治家のこと が思い浮かばないか、、、、、、、 今の日本は、各所で、だらしない政治や役人の腐敗の多さぶりから見ても、絶対に維新を 必要としている、、、、、、、橋下氏も大阪維新といっているそうである。 旧態の江戸時代を終わらせ、明治の新時代を開いたのは、大部分が、若い志士達であった。 今こそ、若い政治家の出番である、、、、、、すまないが、権益、権益としがみつき、全 体の瀕死の状態を見ない年配の老練な政治家達は隠居して退き、純粋に改革を志す、若い、 橋下氏のような政治家にバトンタッチしてもらいたい。 今は、江戸末期の無能な幕府や、この前の太平洋戦争の末期のような状態になっている。 敗戦の処理は、橋下氏のような若い人にまかそう、、、、、、 大阪府の改革が無事に成功して、その後、橋下首相が生まれる日の遠くないことを祈るばか りである。 ページTOP
今日は、8月15日、太平洋戦争の敗戦記念日である。あちこちで夏祭りが催され、また 北京オリンピックなど、平和の祭典に酔っている状況だが、考えてみれば、1945年8 上旬までの頃は、日本人の大部分が生命の危険にさらされていた。 戦争による被害は、終戦に近づくにつれて増え、その典型的、集中的なものが原爆による ものというわけである。日本人の生命や財産がこれほど、無惨に奪われ破壊された時期は、 そう多くはないであろう。 1941年、その戦争を主導して開戦した東条元首相は、そのどん詰まりにきても、なお、 ポッダム宣言の受け入れを渋り、「一億一人となるを敢然戦うべき」(08.8.13朝日新聞、、 東条元首相直筆メモ)と天皇に上奏していたそうである。言うなれば、一億総玉砕を意図し ていた。 陸軍幼年学校、陸士、陸軍大学を出て、優秀な軍人だともてはやされた東条氏、、、、、 英米などの列強に無謀に戦争を仕掛け、国民の生命財産より、国体護持や帝国軍隊が大事と 考えたこんな横暴な政治指導者を、首相に据えた当時の日本の政治権力機構の不幸さ愚かさは、 ここに極まれりと言うべきであろう。 これは、明治以来、天皇中心の宗教国家として歩んできた国や国民の精神構造の究極の現 象でもあろうか。それにしても、何とか常識的な政治感覚の人が、政権の中枢に残れなかった ものか、、、、、、、、 五一五、二二六のような軍事テロが待っていた当時の雰囲気からすれば、良識派が出る幕が なかったかもしれない、、、、、、このことからして、戦争への突入は、明治以来の国民教 育体制の弊害の総決算とも言えるか、、 もう少し戦争が長びいていたら、私を含め、もっと多くの生命財産も奪われていたであろ うと思うにつけ、実に恐ろしい時期であった。 歴史の重要な教訓として、日本に再びまた、あのような軍部の台頭があるようになれば、 国は必ず滅ぶことを国民全体がよく反省し、自覚していなければならない。 また、「学力が優秀だ」と言われるだけで、良識のない人物がどれほど危険なかは、東条 氏などの軍人だけではない。最近でも某宗教団体でサリンなどを製造し、無差別に殺人したこ との恐ろさで、皆よく知っているはずだ。そして、この危険は、もし教育や、指導者選択に 欠陥があれば、これからも身近に起こり得ることだ。 今、生きていることの有難さを噛みしめるとともに、少しでも後世の人達の役に立つかと 思い、貴重な伝言としたい次第、、、、、、(2008.8.15) ページTOP
また自民党の首相が政権を投げ出した。小泉さんの郵政改革の遺産の票で首相になって二 度目の突然の辞任である。 ええ加減にしてほしい。いかに自民党政権が行き詰まっているかの、象徴的な茶番劇である。 郵政改革後、政治情勢が変わり、別の諸問題が続出している中、民意を得ない政権のタライ回 しとは、、、、、、、自民党がどんなに総裁選挙のショーを派手にやろうと、国民を馬鹿にす るのも程がある。日本の民主主義とは、こんな程度の低いものか。 福田首相が、民意を問うべく衆議院を解散して辞任するのなら、これはまた見上げたもので、 政治家として見識をもった人と讃えられたであろう。 しかし、彼には、その見識、決断力や 度量がなかった。 たとえ自民党が次期選挙に負け、一時野党になったとしても、またその下積みの苦難からの 這い上がりが早かったであろうが、、、、、今の、国民をバカにしたような首相すげ替え劇を 繰り返すのは、反って政党としての信用を落とすばかりである。 とに角、一日も早く衆議院を解散して、政界や国民の意識を一新しなければならない。この ままじゃ日本の政治の程度の低さを世界中に報告しているようなものである。 太平洋戦争の敗戦を受け入れるのにグズグズした当時の軍部や政治家達と同じでは、いかに もなさけない。歴史からの教訓を学びとり、決断を急ぐべきである。(08.9.4) ページTOP
選挙の洗礼を受けない3代目、自民党、麻生内閣の腰砕けのぐずぐずした政治には、もう本当に 飽き飽きしている。日本の大部分の有権者は、そう感じているであろう。 とに角、衆議院を直ちに解散するのが、麻生氏及び自民党幹部の最大の政治手腕である。 ただ、延命だけの内閣、郵政民営化で得た議席を守るのに汲々としているだけの政党の 多数独裁政治、もう早くやめてほしい。 私は、同じことを一年以上前から言い続けているが、おとなしい日本人は、実にお人良しでさる。 できれば、押しかけてデモでもやりたい気分である。 解散、総選挙でまた自民党が多数をしめれば、それでよいではないか。民意を得る政治、未来を 見据えた政治をやっているという自信があれば、当然支持されて多数を占めるはずである。 しかし権力は腐敗するという決まり文句が、例外であれば結構だが。とに角、別の政党に政権を 譲るのが、今の日本の、最善の政治の方向であろう。日本人の政治感覚もそろそろ12歳から相当成 長しているはずである、必ずそうなるであろうと信じる。 お上の言うとおり、長いものには巻かれろ、の日本人の昔ながらの政治感覚が、この国をおかし くしてきた。 大阪府知事の橋下氏など、国の構造改革を目指す若き志士達の動向が、この国の未来にかかっ ている。 どうか、若い志士達よ、大勢出て、長らくの中央集権や一党独裁の弊害を正すべく、地方分権など の新維新を目指して活躍してほしい。(2009.7)
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先日の衆議院選挙で民主党が大勝して、歴史的な政権交代が実現することとなった。まずは おめでたいことである。 権力は腐敗するの文字通りの政官業癒着で、民心が離れた自民党が、ずるずると選挙を引き 延ばして、国民を愚弄するような期間が長く続いたための苛立ちから、この選挙結果になった ようだ。 日本人の政治感覚も、かくも成長したものかと感心させられる。戦後、国民の多数が長らく 自民党の一党独裁を支持してきた点から言えば、全く革命的な出来事と言える。 これには、日本で新しい政治感覚を持った若い有権者が増えてきたことと、米国のオバマ大 統領の変革を目指しての勝利に大きな影響を受けた点では、日本の選挙もまた、グローバルな ものとなってきたといえる。 さて、大勝して国政を担うこととなった民主党は、何ぶん経験不足のために、当分は落ち着 いた政治は難しいだろうという予想は否めない。これに対しては、国民が自分達の選んだ政党 政府を温かく見守り、彼らの成長を見守り、今後も日本に政権交代が続いていくように努めな ければならない。これは、国民全体の責務でもある。 とにかく彼らは、自民党の長らくの官僚依存のだらしない政治を改革しようという意欲に燃え ているのだ。 民主党は、政治改革をあまりあせってはいけない。長い自民党政治のしがらみを一挙にたち 切るのはなかなかむつかしい。段階を踏んで自分達の政治を実現して行くようにしてほほしい。 二歩前進一歩後退である。 前回の参議院選挙や今回で、民主党の議員に若い優秀な志士達である人材がが多数選ばれた。 かれらが、時には挫折をあじわいつつも、きっと新時代を切り開いてくれるだろう。 一方、自民党が、野に下るのもよい試練である。国民の信頼を失えばどうなるかを、身をもっ て反省してもらい、臥薪嘗胆して再来を期してほしい。 しかし野党としての彼らは、単に民主党の政策を批判中傷するばかりで、自分達の新鮮な改革 的な政策を打ち出せず、旧来の派閥政治に明け暮れる態度を続けていると、おそらく万年野党と してどころか、ついには見放され滅亡していまうであろう。 今までに寄らば大樹の蔭とかで、自民党に多数の人材が集まっている。今回、多数が挫折を味 わっているだろう。 しかし、今、明治維新以来の日本は、革新の時期を迎えているという自覚を持って、再起を期 して政治のあり方を勉強してほしい。 自分の政治家としての成功と、本当の立派な国民のための政治活動とは、結局は一致するもの であることをよく味わってほしい。目先の人気とりの売名や政策だけでは、国民に信任されない ことをよく自覚してほしい。世代の交代により有権者の政治に対する意識感覚も格段に成長して きている。 とにかく若い人達は、特に保守を好む高齢者では持ち合わせにくい、新しい未来を切り開く政 治感覚を十分に生かしてほしい。(2009.9.20)
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大阪府知事の橋下氏が、大阪都構想を打ち出しているが、これは、全く時代に即した企画であり、 必要なことだると考える。あの狭い大阪府の中で、府と市の大きな自治体がひしめき合って同じ ような二重行政をやっている、、、、、、無駄が多いというのももっとっもなことである。 行政の効率を考えて、今の東京都のやり方をよく研究し、より住民のためによいなら似た組織 に改革すべきであろう。 いつまでも、明治の廃藩置県の時代ではないのだ。関西が一つになってもよいくらい時代がす すんでいるのである。 それに、全日本的な問題として、東京の首都機能が麻痺したら、その代替は、どう考えているのか。 関東東海圏の大震災がいつ来るかもしれないと言われて久しい。政府、国会は、今、東日本大震災の ことにばかりに気をとられているが、並んで首都機能の代替をどうするかの対策を緊急に考えなけれ ばならないのである。 身近には、 福島原発の事故は、津波予想を低くみて、対策を怠っていたことによるそうである。 後手にまわる損害は、計り知れない。 思うに、首都機能の代替地は、大阪というのが、歴史的に考えても順当な発想であろう。それに、 仮の国会議事堂や政府諸機関の建設は、少々狭いが、大阪万博の跡地の公園と遊園地跡以外に、適当 な空いた公有地がないように思う。 伊丹空港を廃止してという声も聞いたが、国際空港の代替が伊丹以外に関西にないから、廃止は 絶対ダメである。海上埋めたての関空も震災には、弱いとみるべきである、、、、、、交通事情 (鉄道、高速道路、空港など)等考えても、万博跡地が、今は、最も適していると思う。 それで、大阪を都にするのに必要な法律の改正など、前にやっておかねばならないことである。 ただ一つ心配なのは、大阪維新の会が、進めている教育改革は、あまり急に進めると大阪都構想 の妨げになる心配がある。一歩下がって二歩進むのが世の習いである。議論の多い問題を、全て一機 にやろうとすると一兎も得ずになる心配がある。これは、「もったいない」ことである。当事者達は、 よく考えてほしい。
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<経済産業省に長年在籍、その経験と観察から得た氏の改革論を述べた著作「官僚の責任」を読ませて もらった。 日本の行政と政治の改革、特に公務員制度の改革が緊急なることを説いて、誠に勇気のある発言で ある。 日本の多額な財政赤字や独占体制の電力業界の改革など、皆、謙虚に耳を傾けなければ、将来、 大変なことになることばかりである。 丁度、戦争中に戦争反対を説いた人達のようで、保身を第一に考える人には、到底できないことだろう、 勇気ある先覚者の命がけの発言である。 先だっての戦争中なら、特高警察か憲兵に捕らえられ、即、刑死だったであろう。 案の定、少数の志ある人達を除く、政官財からにらまれ、早期に退職をせざるを得ないようで、全く 気の毒である。 時代は、よく、勇気ある先覚者を受け入れず、抹殺してきた。幕末のころ、15年戦争のころ、時代の 改革を志した人が多く犠牲となった。そして、現行翼賛の人達ばかりを作り出してきた。 特に軍部の横暴を批判したり、戦争遂行に反対した人達を抹殺した結果は、惨めな敗戦と膨大な戦争 犠牲者を出すこととなった。 また同じ悲劇が、きっと起こる予感がする。 日本の国の将来を憂う人達よ、彼の言に謙虚に耳を傾け、国の将来を考えよう。そして、国政への一票 に生かそう。それが、氏の先覚的な勇気に報いる唯一の方法である。
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