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《 私の本棚 第五》 1997年(平成9年)8月
「下天は夢か」「夢のまた夢」「乾坤の夢」 津本陽 作
津本陽(参考)は夢三部作として
、下天は夢か・夢のまた夢・乾坤の夢と次々に発表しましたが、信長・秀吉・家康の三人
を生き生きとと描いています。 天上界の寿命8,000年に比べれば、人の命はたかだか50年、夢幻のごとくなりと人生を達観しつつも、激しい気性で駆 け抜けた信長。 生れも定かでない身分から、他人に対する気遣いと智力で天下一位の人になったものの、豊臣家の安定を果すことがで きなかった秀吉。 信長、秀吉と同時代に生きて両者が天下の覇者となるのを眼のあたりにし屈服しつつも、ついに乾坤一擲の勝負で天下 を治めた家康。 三人ゆかりの城の中、安土城(参考)は現存しませんが、発掘中の城跡に立つとその壮大さに驚くとともに、信長の天下布
武への強い思いが忍ばれます。 |

【本文との関係---地理】
信長は安土城・秀吉は長浜城・光秀は坂本城に居を構え、琵琶湖は京への交通の要衝でした。 バスボートは無かったにしろ、家康もこの風景は何度も見ていたはずです。
(2012.1 画像サイズ縮小)
安土城址発掘現場
