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《私の本棚 第八十一》 平成15年12月 「クリスマス・キャロル」 ディケンズ 作クリスマス賛歌。主人公のスクルージ老人は、埋葬登録簿に記載する管理人の仕事をしている。さしずめ法務局や市役 所の官吏のような立場と思われます。しかしこの男ほどのケチはどこを探してもいない。どんな暖かさも彼を暖めることはで きず、どんな寒さも彼を凍えさせることは出来なかった。乞食でさえ彼に物乞いすることはなく、子供達も時間を尋ねることさ えしなかったほどです。 あるクリスマスイブの夜、七年も前に死んだ仕事仲間マーレイの亡霊が現れる。そして次の夜から三夜続けて別の幽霊 に、自分自身の過去・現在・未来のクリスマスの姿を見せられる。寂しかった子供の頃の自分、寂しささえ感じなくなった心 の貧しい自分。死んだ後は周囲の人間がみんな喜んでいて、ありとあらゆるもの、死んだ自分が着ている服までをむしり取 られる様子。スクルージはやっと自分の品性の低さに気づいて改心します。 日本人の正月とは少し違うので、クリスマスに対する欧米人の本当の気持ちは理解できませんが、物語は共感できま す。いつかこのイギリス人作者の「デイビィッド・コパフィールド」を紹介したいと思います。
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クリスマスイルミネーション
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